烏有洞+

なんでもない日々となんでもないこと。

Saijiki カラタネオガタマの花@足利織姫神社

20180504 (116)
先日行った足利織姫神社にはカラタネオガタマの木が植えられており、甘い香りとクリーム色が唐風を感じさせます。「カラタネ」というのは「唐種」で、つまり中国からの渡来であるということ。中国から渡来した、オガタマ=招霊ということなんですね。オガタマはいくつかの漢字を持ちますが、神社に植えられているので、この場合は招霊、というのが正しいのでしょうね。花はいかにもモクレン科といえる形をしていますね。モクレン科の花は、今出張できているタイでもよく見かけますね。

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Saijiki  小石川の桜~仁科蔵王

20180407 (104)
八重桜の話をもう少し。今日の桜は仁科蔵王という名前の桜です。緑かがった花が美しいですね。先始めは淡黄緑白色で、盛りを迎えると赤みを帯びていく変化が見られます。この桜は「御衣黄」からの突然変異で作出された新しい桜です。リングサイクロトロンによる重イオンビーム照射によってDNA二本鎖切断させ、DNA欠失型変異を高率に生じる(突然変異を誘発させる)ことによります。名前の「仁科」は理研・加速器の父・仁科芳雄博士から、「蔵王」は共同研究者が山形の育種家であることに由来しているそうです。理研によるプレス発表は2007年10月でしたので、まだまだ10年ほどの歴史しかありません。小石川の植物園にはそんな新しい桜も植えられていました。まだまだ小さな桜の樹なので、おおきくなっていくのが楽しみです。

リングサイクロトロン
http://ribf.riken.jp/sisetu-kyoyo/equipments/ring.html

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Saijiki 桜~一葉

20180407 (93)
横須賀のベース内の桜を見たので、桜に戻りますかね。日曜日は今度は息子と二人で小石川の植物園に行ってきました。桜はほとんど終わっていましたけど、一部だけ残っていましたね。
今は盛りと咲いていたのは里桜の「一葉」。雌蕊が葉化して緑色に一本突き出て咲くので一葉の名があります。花弁が25枚程あるので華やかで咲き始めは淡紅色で満開になると白色に変化します。八重桜でかわいらしいですね。

さて昨日は作業をしながら海街Diaryを見ました。異母妹役の広瀬すずさん、当時16歳?これからいろんな作品に出ていくんでしょうね。この春も「ちはやふる」上の句、下の句の続編、結びが公開されていますもんね。ポスタービジュアルも桜があしらわれていますね。競技かるたの試合前に詠まれる序歌「難波津に 咲くやこの花 冬ごもり 今を春べと 咲くやこの花」の花は梅なのか桜なのか。古今集仮名序の古注では「梅の花を言ふなるべし」とされていますが、桜の花とする解釈もありますね。この歌を序歌に選んだことの意味が、花が咲くがごとく文化が花開くことへの願いだとすれば、いずれの花でもよい気がします。

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Saijiki 春~梅桃桜杏を見分ける

20180325 (sakura)
答えです、、、ってクイズだったのか?梅桃桜杏を見分けるポイントは?
梅、桃、杏は桜と違って花枝がなく、直接枝に花がつきます。桜は枝から花枝が付いて房状に花が付きますし花びらの咲が楕円で先が割れているのでわかります。写真は2018年、今年の新井薬師の桜。プリンセス雅(みやび)。皇太子殿下と雅子様の御成婚を記念し「雅」の名を頂いている桜です。

20180325 (283)
桃は同じく楕円ですが、花枝がないのがわかりますね。そして花びらが楕円で先がやや尖っているのが特徴です。
この桃の花は中野の四季の森公園に植えられている花桃ですが中野のあたりは桃の名のつく地名もあり花が多く植えられています。

20180224 (ume )
そして季節が若干逆行しますが、梅。花枝がなく花びらが丸いのが特徴。この梅は「舞扇」という品種。今年もよく梅が丘に通いましたね。

20180407 (anzu)
難しいのが梅と杏。萼が反り返っているかどうかですね。杏は萼が反っているのでそこで見分けられます。


昨日は営業部隊の会議に出席してました。私自身は本部が異なるのでオブザーバー参加なのですがね。会議の後に食事に誘われて役員2名と部長2名、隣の本部本部長さんと私というなんだか「おっさーん」な酒席に、、、結局はしご酒をしたため酒が朝まで残っていますが、今日は出かけます。

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Saijiki 桜に飽きてきましたか?

20180325 (250)
blogネタで桜が繰り返されているので、そろそろ飽きてきました?私は、好きなので飽きないんですけど。
折角の花の季節ですしね、少し違う花の写真をアップしましょう。

この花は、、、アンズです。

アンズはジャムとかで食べるぐらいですかね、私。そういえばアンズも酎ハイがありますね、梅と焼酎の相性がいいので、あんずももちろん相性はいいですね。アンズの生産は青森、長野がトップ2だそうです、まぁなんとなく納得。

え?梅桃桜が多くて、そこにアンズかいって?そうです。あんまり変わった感じがしないですか。そうですよね。ところでアンズの花の見分け方、わかりますか?

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Saijiki チョウジザクラ@小石川植物園

20180325 (137)
小石川植物園シリーズの桜。写真にも花の横からのみた感じがわかるかと思いますが、丁子にみえることからこの名前があります。花は葉と同時に出て、白から淡紅色の花がさきます。
料理につかうあの丁子(クローブ)ですね。あの丁子は花が開く前の花蕾を乾燥させたものです。もちろん多摩の園の方にも栽植されています。

この時期は花がたくさん咲く時期なので、写真の数が増えてしまって、、、困ってしまいます(笑)。さて、今日も一日頑張ろうっと。

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Saijiki 桃~菊咲桃花

20180401 (314)
昨年は長野・阿智村でたくさんの桃を楽しみ見た菊咲ですが、先週は我が家のご近所さんが植えていらっしゃるのを見かけました。東京は長野よりずいぶんと暖かいのでこの時期に桃が楽しめますし、そして1か月ずれてGWのころには今度は長野で楽しめます。今年もGWのころには中山道あたりを旅してみたいと思っています。桃の歌を一つ。

春の苑 紅にほふ 桃の花 下照る道に 出で立つをとめ  万葉集巻19-4139  大伴家持   
  
この歌は大伴家持が越中国(富山県)の国守にて赴任していたときに歌ったものだそうです。越中かぁ。家持も都よりも遅い春を楽しんだんでしょうね。

昨年は長野でした
http://euyudo.blog29.fc2.com/blog-entry-1222.html

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Saijiki ご近所さんの桃も満開

20180401 (291)
近所の桃が先週末あたりから今年も満開を迎えています。先日の大阪出張の際も、眠い眼と花粉症にやられた眼をこすりなが朝早くの光を浴びて輝いているこの桃を見たら、朝から元気がでます。なんとまあ、美しいんでしょう。

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Saijiki トキワマンサク~ベニバナトキワマンサク

20180401 (279)
土曜日(3/31)は、高尾の多摩森林科学園に昼から出かけました。この園には桜の季節に来たかったのですよね。ここには8ヘクタールのサクラ保存林があり全国から集められた栽培品種や名木、天然記念物などを接木で増やし約1400本も植えられています。

もちろん園はこの時期に行けば周りの駐車場は混んでいるもので、、、。停めた駐車場からは徒歩で坂を登って行くことになりました。JR高尾駅から歩いていくと、古戦場の坂の脇にベニバナトキワマンサクが植えられていました。桜を楽しむ前から綺麗な花に出会えて幸先よく園に向かいました。

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Saijiki 公園女子会~トキワマンサク

20180403 (4)
日曜日(4/1)のお昼、家で映画を観ていたら娘のお友達がお迎えに来ました。よく聞くとなんだか約束をしてたそうで、、、一方的にガンガンと喋ってましたね。パワフルだねえ、女の子は。結局出かけることになり保護者として付き添いで公園まで同行。朝もほぼ同じコースで散歩したんだよねえ、、、。ということで女子会の保護者やってました。

20180403 (3)
公園前の集合住宅の植え込みにトキワマンサクが咲いているのを見かけました。ちょっと例年より早いかな。トキワマンサクはマンサクと違い、一年中葉をつけているためトキワの名を持ちます。常緑樹であるので垣根にはちょうどいいのかな。歳を重ねると結構大きな木になるようですね。

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Saijiki 手のかからない花~ハナニラ

20180325 (173)
手がかからない花とVeronica Oxford Blueをupしたので、もう一つ手のかからない花を。そうハナニラです。球根で春に葉がでて花が咲きます。毎年Faceboo*ではこの花についてupしていますが、このblogでは久しぶりかな?この星型から英語ではSpring Star flower。そのままですね。この花の別名としてStar of Bethlehem(ベツレヘムの星)という名前とも紹介されたりしますが、英語圏でのStar of Bethlehemは別の花を指しているようです。

私の通った(?:ちゃんと学業に勤しんだ、という意味ではない)学校の校門からプールの脇に向けてこの花が入学始業式の日に迎えてくれるのです。校章が六芒星だったこともあって印象的です。そういえばStar of Bethlehemなら八芒星ですよね。

ハナニラ、前回は2014年↓
http://euyudo.blog29.fc2.com/blog-entry-788.html

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Saijiki もう一つVeronica~Veronica peduncularis ‘Oxford Blue’

20180325 (265)
小石川植物園から登る播磨坂のとあるビルの植え込みに植えてある小さなグランドカバーとして、このVeronica Oxford Blueが植えてありました。(小石川植物園ネタ、まだ引っ張るけど、、、)

そう、オオイヌノフグリと同じVeronicaの名をもつ花です。春一番に咲きこぼれるとても丈夫な野草です。このblueにはうっとりしますねえ。ほったらかしにしておいても大丈夫な花なので花壇などに見かけることもあるのではないでしょうかね。密集して花が咲く姿がかわいらしいです。

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Saijiki オオイヌノフグリ

20180325 (109)
今日から4月ですね。仕事や学校などで変化がある方もいらっしゃるでしょうね。体調に気を付けていきましょう。2018年は、昨日3月31日でLent(四旬節)が終わり、今日4月1日がEaster(復活祭)です。なので今日は印象的な名前のある季節のお花です。

この時期ちょっとした足元の緑に目をやると小さな青い花が咲いています。オオイヌノフグリです。この春を告げる花はよく聞いたことがあるのではないでしょうか。名前がイヌノフグリ(=犬の陰嚢)ですからまた変わった名前です。イヌノフグリの実の形が名前の由来で、たしかに似ているとも言えないことはない、、、。ほかにも天神唐草や星の瞳といった別名もあるようですね。

春を知らせるオオイヌノフグリ、1cmにも満たない小さな花ですが、ぴょんと伸びた雄蕊2本が「クワガタ」のようなのでクワガタソウ属という属名で分類されています。

英語ではbirdeye speedwellで学名がVeronica persicaです。VeronicaといえばGolgothaゴルゴタの丘へと十字架を背負い歩くキリストの顔を自身のヴェールで拭いた女性St. Veronicaと同じ名前です。(この布がいわゆる聖顔布ですね)学名の由来はこのVeronicaとは違うといったようなことも読んだことがありますが、そうであってもEasterの季節に咲くこの花にVeronicaの名前があるのはとても印象的ですね。

今日はPaolo Coelhoの本でも読みましょうかねー。

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Saijiki 桜~伊豆吉野

20180325 (217)
桜餅の葉が伊豆で栽培されていることを書いたので伊豆の名前を持つ桜を一つ。これもソメイヨシノがどんな種類の桜から出てきたのかを実証研究するために国立遺伝学研究所で作出された品種です。

20180325 (218)
エドヒガンザクラとオオシマザクラの交雑種で、伊豆吉野と名付けられています。白くて大きな花が華やかです。

昨日はインドからのお客様でしたの三越前あたりで会食をしました。三越前はもう桜が盛りを過ぎた感じでしたが、桜花を楽しんでいただけたようです。ご家族にも桜を楽しんで頂ければと日持ちのする桜漬けがつかわれた和菓子を手土産にと三越へ。こういう時には日本橋付近にいるとなんなりとあるのが助かります。一昨日までBangkokにいたので手土産を求めるのは今日でした。詰めて頂いている間に、お店の方に桜湯を出して頂きました。一服の桜湯からの桜の香りが気持ちを豊かにしてくれます。

760px-Coumarin_acsv_svg.png
香り成分はcoumarinクマリンですけどね(笑)。葉や花などにはクマリン酸配糖体の状態であるのですが、細胞の中で加水分解してクマリン酸になって、さらにラクトン環に閉環してクマリンとなって香る、というステップです。

そういえば大阪も満開だそうな、、、そんな大阪に今日は弾丸出張!うへえ~。

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Saijiki 寒咲大島桜 小石川植物園

20180325 (63)

さまざまの事おもひだす桜かな  

元禄元年(1688)、松尾芭蕉が奥の細道の旅に出る前に伊賀の国にて詠んだ句。芭蕉45歳。うーん、同じ年になりましたけど、こんな風に歌を詠めるか?と問われると甚だ怪しい。それでも桜を見てさまざまなことを思い出すことはあるよねえ。鳥取で生活をしていたころにみた桜は、今年もきれいに咲いたかなぁ。

さて、この桜は寒咲大島。早咲きのもので大島ではクリスマスごろから咲くそうですよ。
http://www.soumu.metro.tokyo.jp/11osima/flower/o-page03a.html

桜餅の記事を書いたので、やはりオオシマザクラは出さないとね。オオシマザクラの葉を多く栽培しているのが、伊豆の松崎町。この町で桜葉栽培が始まったのは1962年と新しいのですよ。もともとは薪炭の供給のために栽培していた桜の切った後、切り株からでた桜葉を摘み塩漬けにしたことから始まったそうですよ。葉の裏に産毛がなくやわらかなオオシマザクラの葉がマッチしたんですね。

松崎町↓
http://www.sakuraba-izumatsuzaki.jp/

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Saijiki 早春桜

20180325 (73)
春の小石川植物園シリーズです。3月24日に訪れた時には、盛りを過ぎた早春桜がまだ花を残しておりました。早春に咲くので早春桜、その名の通りです。マメザクラの品種でこちらもその名の通り、花も小さいですし、樹高も高くありません。写真も撮りやすい?桜です。マメザクラは、富士・伊豆・房総で自生するそうですよ。桜って本当いろんな品種がありますが、桜の園芸品種が増えたのはずいぶん時代が下ってからですね。

20180325 (69)
万葉集には166種もの植物の名があるそうですが、そのうち最も頻度の多いのは萩。その次が梅です。それに比べ桜は第8位で梅の118に対して桜は42と大幅に少ない。当時中国からの渡来植物であった梅に対する憧れがこれだけの歌数の差になったんだろうなぁと思います。

*まだ盛夏間近の暑い!Bangkokにいましたが、、、帰ってきてからupしました。*

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Saijiki 小石川で桜餅

20180325 (153)
小石川の植物園には、お酒は持ち込めませんが食べ物は許されています。なのでお弁当などをもってくる花見客も多くいらっしゃいます。先週も多くの人出がありましたね。娘と二人で小石川というのは、前にも小石川後楽園に行ったのがありましたね。二人で茗荷谷から歩く途中で和菓子屋さんで桜餅を求めて、園内の桜の下で頂きました。

小石川後楽園を楽しんだ↓
http://euyudo.blog29.fc2.com/blog-entry-1157.html

この日頂いたの桜餅(写真)は関東で多い小麦粉のクレープ状の生地で餡を巻いた長明寺タイプ。桜の葉はオオシマザクラの葉の塩漬けです。桜の香りと一緒に頂く餡がたまらんですよ。やっぱりここは大島桜に由来のあるところで頂きたいものです。

20180325 (53)
桜餅を頂いたのは、天城吉野(アマギヨシノ)の下でした。これはソメイヨシノの起源の研究の過程で作出された新しい品種で、三島の国立遺伝学研究所で1957年に作出された品種です。まだ60年ほどですね。
大島桜(オオシマザクラ)と江戸彼岸(エドヒガン)の交雑種です。そう大島桜の遺伝子をもつこの天城吉野の下で桜餅を頂きました。花の色が白く大輪の一重咲き。枝先に1個つずつ花がつく散形花序で、一総には4~5輪が尽きます。葉が展開するとソメイヨシノより葉が大きくオオシマザクラに近くなります。

今年も多くの桜に会えるといいですね。ごちそうさまでした。

*タイ出張中です*

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Saijiki 梅コレ2018 #6 つきかげ

20180306 (14)
東京は暖かくなり、一挙に桜が開花しましたね。週末に満開を迎えました。けれども、まだ2018年の梅コレを終えていません。今日は会津八一氏の歌のつきかげから、梅の「月影」を選びました。氏の歌は月明り(からの影)で、この梅の月影は月のあかりからとった名前なのでしょうね。春の月影かぁ。朧月夜にいずこに行こうかしら、、、。

なんて書いていますが、これからバンコクに出張です(風流じゃないねえ)。


20180306 (13)
月夜にはそれとも見えず梅の花香をたづねてぞしるべかりける
凡河内躬恒(古今和歌集)

(歌意)
月夜では光で白く照らされて、いずれが梅の花か見分けられない。
香をたどって行って梅の花がどれかを知るべきであったことよ。

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Saijiki 桃花春風に笑む

20180321 (328)
昨日は春寒の話を書いたのですが、その前の週末には桃の花を近所のSさん宅で満開を迎えたのを見て、今年も梅桃桜と見ることができたことに感謝しつつようやく春を迎えられます。

桃花笑春風は下の中唐、崔護の詩から取られています。「春風に揺られる桃の花は微笑んでいるように美しく咲いている。人は変わっても、花はかわらずこの春も咲いている。」 嗚呼、まさにそうだねえ。今年も桃の花にも会えました。あなたはどうしていますか。

題都城南荘  都城の南荘に題す

去年今日此門中  去年の今日此の門の中
人面桃花相映紅  人面桃花あい映じて紅なり
人面不知何處去  人面はいずこにか去るを知らざるも
桃花依舊笑春風  桃花は旧に依りて春風に笑む

去年の今日この門の中で、
あの人の顔と桃の花が、共に紅く映えていた。
あの人が何処に行ってしまったのかわからないが、
桃の花は以前のように、春風の中咲きほころんでいる。

この詩からは「人面桃花(じんめんとうか)」という言葉も拾われていていますよね。そういえば、またまたですが、鄧麗君(テレサ・テン)の歌にもなっています。

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Saijiki 春分の日でしたね。寒かったなぁ。

20180321 (435)
今日は春分の日でしたが、東京は寒い雨が降っていました。皆様のお住まいの地域はいかがでしたか?
お昼ごろから虎ノ門に用事があったので虎ノ門ヒルズにも行きましたが、せっかく開いた桜に寒い雪交じりの雨。春分だというのに春寒料峭。寒い雨が降っていたにも関わらず、何を勘違いしたか半蔵門に行ってしまい、地下鉄でぐるっと皇居周辺をまわりました。あぁ、どんくさい。

20180321 (438)
東京タワーも上の方は霞んで見えません。寒かったなぁ。

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Saijiki 梅コレ2018 #5 定点観測

1-20180212 (32)
毎年2月は梅の花にはまる季節です。今年も世田谷区梅ヶ丘の羽根木公園に毎週末に梅の定点観測にやってきています。今朝も見に行ってきました。毎週見ていると梅の品種によって咲く時期が異なっており、週次で楽しむことができます。出張も週末を二日ともつぶすようにはしないように組んでいます。

まぁもっと若いときはSnowboardのシーズンは週末がらみの出張は避けていましたね。あまり変わりません。
上の写真、2/4 八重野梅、緋の司、八重寒紅、冬至などが咲いていました。写真は八重野梅です。


2-20180212 (126)
2/12 写真の八重寒紅が満開になりました。時期の早い梅が真っ盛りでした。このあたりから白加賀が咲き始めました。藤牡丹も少しずつ咲き始めました。この2月は少し暖かいかな。


3-20180224 (41)
2/17 舞扇も5分咲きまで来ました。かわいらしい名前ですよね。この時期には八重野梅は満開で公園内が白く輝きます。


4-20180224-2 (30)
2/24 養老もほぼ満開でした。梅まつりの人で物凄い人になります。早朝に出かけると人がいないのでそのほうが楽しめますね。
次の週末はもう3月、大阪で週末を過ごしますので、梅に会いに行くことができません。3月に入ったらもう一度ぐらい会いに行きたいですね。

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Saijiki 梅コレ2018 #4 鴛鴦(えんおう)

20180212 (18)
今日の梅は、鴛鴦という名の梅です。鴛鴦は「おしどり」のことで、鴛は雄、鴦は雌です。鴛鴦は夫婦仲睦まじいことを意味しますが、そんなおしどりの名が梅についているのは、なんだか心がほっこりして、春の花によい名前ですね。

ところで、夫婦の相思を表す鴛鴦についての中国の故事は、実はとても悲しい物語です。この話は「捜神記」にある、春秋時代(BC770年~BC403年)の宋国の夫婦の悲劇の話で、王の酷い仕打ちで引き裂かれた夫婦が死んだのち、夫婦の墓に生えた樹の上に棲んだ鴛鴦が頸を交わして悲しみ鳴くという話です。なんともまぁ、昔にはあったのだろう酷い話です。
この王、康王は春秋戦国の宋(現在の河南省あたり)の最後の王で暴君であったといわれています。国を亡ぼすのは王一人ではなくとも、トップが腐ることは国の行く末も見えたり、といえるのかもしれません。

<原文>
又有鴛鴦,雌雄各一,恒棲樹上,晨夕不去,交頸悲鳴,音聲感人。
宋人哀之,遂號其木日“相思樹”。
相思之名,起於此也。南人謂此禽即韓憑夫婦之精魂。
今睢陽有韓憑城。其歌謠至今猶存。

<読み下し>
鴛鴦の、雌雄 各(おのおの)一有り。恆に樹上に棲み、晨夕 去らず。頸を交はして悲しみ鳴けば、音聲 人を感ぜしむ。
宋人 之を哀れみて、遂に其の木を號して「相思樹」と曰ふ。相思の名、此に起こるなり。
南人謂ふ「此の禽 即ち韓憑夫婦の精魂なり」と。
今睢陽に韓憑の城有り、其の歌謠 今に至るも猶存す。

そんな鴛鴦の名を持つこの梅は、一花から実が二つなることが、夫婦のように仲睦まじいことからその名がついたともいわれます。

さて、皆様、今日はどんな一日でらっしゃいましたか。

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Saijiki 梅コレ2018 #3 八重寒紅

20180212 (36)
今日の梅、八重寒紅も野梅系・野梅性の梅です。こちらの写真も同じ羽根木公園で撮りました。紅色の八重咲きの中輪でこちらも比較的早くから咲く梅ですね。名前の通りです。

皆様、今日はどんな一日をお過ごしになられましたか?

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Saijiki 梅コレ2018 #2 八重野梅

20180212 (8)
これも羽根木公園で早い時期開花する梅です。名前の通り、野生に近く比較的早咲きです。白い八重咲きの大輪がかわいらしい梅ですね。名前は「やえやばい」と呼びます。

えー、ちょっと「ヤバい系?」というのは大間違いで、野梅系(やばいけい)という、野梅から変化した原種に近い梅がこの野梅系に分類されています。さらにその中に野梅性(やばいしょう)という分類をされる梅があり、八重野梅も紅冬至もこの野梅性の梅に分類されています。

かわいらしいでしょ?香りもいいですよ。

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Saijiki 梅コレ2018#1 紅冬至

20180212 (2)
今年も梅の季節がやってきました。写真は2月4日の梅が丘・羽根木公園の梅です。今年も梅に会いに行ってきました。この梅は「紅冬至(コウトウジ)」。花梅で水戸の偕楽園にももちろんあります。色が淡い紅色でとてもかわいらしい一重の梅です。

皆様のお近くでも梅が咲き始めましたか?って、Blogでお邪魔している先は、日本だけじゃないので全然季節が違うところにお住まいの方もいらっしゃいますね。東京の梅は、今からがシーズンです。

世田谷・羽根木公園↓
http://www.city.setagaya.lg.jp/shisetsu/1217/1271/d00004240.html

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Saijiki フクジュソウだって!@自然教育園

20180212 (106)

朝日さす老師が家や福寿草 与謝蕪村

明暗明と目に浮かぶような句ですね。さてご存知、福寿草。こちらも同じく自然教育園にて咲いておりましたよ。このフクジュソウもSpring ephemeralですね。新春のころに咲くことから元日草とか朔日草(ついたちそう)とも呼ばれます。これも節分草や雪割一華のようにキンポウゲ科の仲間です。学名はAdonis ramosa。Adonisは、ギリシア神話に登場する美と愛の女神Aphroditaアフロディーテーに愛された美少年の名前からついているようですが、神話ではAdonisが死んだときに流した血からアネモネの花が咲いたという、、、ややこしいがな。

Adonisといえば、、、1952年から10年間刊行されたgay雑誌の名前、と知っている方は少しご年配の方ですかね(ご年配の方でもgayの方じゃなきゃご存じないか)。会員制の男性同性愛サークルの方が「アドニス会」で三島由紀夫さんらが参加していました。美少年の名前からなんですね。


Cymarine.png
話がずいぶんと遠くまでやってきたところで、現実の植物の方に戻しますと、フクジュソウには毒があります。芽が出たてのころに、フキノトウと間違えて食べちゃう方がいらっしゃるそうですが、強心配糖体のCymarinシマリンなどが含まれていますので、山菜狩りの時にはご注意ください、、、。いままで間違ったことはないけど、一応気を付けようっと。

東京都福祉保健局のサイト↓
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shokuhin/dokusou/14.html

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Saijiki ユキワリイチゲも咲いていました@自然教育園

20180212 (110)
節分草に会いに行った自然教育園で、ユキワリイチゲにも会えました。「雪割」ですから早春の植物、イチゲは、「一華」で、一茎に一輪の花を咲かせるからこの名前なのです。かわいらしいですねえ。キンポウゲ科イチリンソウ属の花で、学名はAnemone keiskeanaです。名前を見ればわかりますが、アネモネも仲間なんですね。ずいぶんと雰囲気が異なりますが。

褪せた色をした三つ葉のような葉をもちますが葉の裏側は赤紫色がかった色をしています。このユキワリイチゲは花の後、夏には地上部は枯れて姿を消して休眠して省エネモードに入り、秋になってから葉を出してきます。節分草と同じように春植物(Spring ephemeralスプリング・エフェメラル)です。落葉広葉樹林では冬、葉が落ちて林床部にまで光が差し込む間は葉を広げ光を利用して栄養を蓄積し、林の木々の葉が茂る夏は休眠するこのSpring ephemeral。ephemeralは「つかの間の、はかない、一日の命の、一日限りの、短命な」といった意味の形容詞で、その名の通り春先に短い間花を咲かせます。

はかない、どころかとっても賢い生き方をしている植物ですね。春になったら、私も休眠モードで、、、なんて行かないなぁ。賢くない生き方かもねー(笑)。

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Saijiki 節分草に会いに行ってきました

20180212 (83)
暦上は三連休ですが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。我が家も暦通りのお休みを頂いていますが、2日目となった昨日は娘のサイエンスクラスの後、節分草に会いに、白金の自然教育園に行ってきました。大学頃の友人が節分草をFaceb**kに載せていたので、私も見たくなり近くで見られるところがないかなぁ、埼玉の小鹿野町まで行くか?でも遠いしなぁ、小さな花を見に行くのに2時間以上もかけていくと行ったら子供にブーイングされるなぁと思い、近場の自然教育園に会いに行くことにしました。

都内のど真ん中にあるこの園は、昔の武蔵野の風景を残している一方、昭和のころから少しずつ変化している様子が伺えるとてもいい緑地です。場所柄なのか昨日も芸能人Sさんが居たそうですが(妻が言っていました)、興味がないためか、全く気付かず、、、それより花でしょ?

「節分草は節分のころに咲くから節分草なんだよ」ということを息子に話をすると「夏の節分は?秋は?」との質問返し。「うっ。」と詰まるとともに、「節分の意味」をちゃんと学校かどこかで学んできていることに、感動と感謝。教えてくださった、もしくはそんなきっかけを作ってくださったどなたか!息子はちゃんと覚えておりました。ありがとうございます。まぁ、花の少ないこの立春前の節分の時に咲くからこそ、この小さな花が注目されて名前が付けられたんだろうね。

20180212 (88)
スケッチ中。

今回見た節分草は高さはせいぜい4-5cmほど。小さな白い花ですけど、この白い花弁に見えるのは萼片だそうです。学名のEranthis pinnatifidaの、Eranthisはer=春、anthos=花からきているそうで、名前の通り、春植物ですね。かわいらしい花です。この花に会いに来たんだよ、と子供に説明したら、ええええ!ってブーイングでした(笑)。

先日の節分、我が家でも豆まきをしましたが、息子が「福はーーうち!」と言った後、「鬼もーーうち!」って言っていました。鬼だけ外に追い出すのは、かわいそうじゃんという。そういう考え方もあるかぁ!と感心。まさか、、、その鬼って怒ったときのお母さんじゃないよね(笑)。

小鹿野町
http://www.kanko-ogano.jp/archives/1567/

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Saijiki 桃!?

180127 (27)
期間限定の発売だそうですね、、、桃フレーバーのコーラ。一口で口の中が桃の香料でいっぱいに。たくさん飲むとなんだかバニラっぽい香りに、、、。酢豚に桃よりコーラに桃かなぁ。炭酸飲料市場においてピーチフレーバー製品は1月から3月初旬頃までがハイシーズンだそうな。季節感というやつかなぁ。大阪出張の帰りに、ゴクリ。

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Saijiki 梅一輪 

20180115 (225)
広州から弾丸2泊3日の弾丸出張から一昨日帰ってきました。広州は東京に比べるとずいぶん暖かかったです。中国の春といえば梅を思い出しますが、南の広州では梅の時期は過ぎていたようです。梅を見ることはできませんでした。写真は小正月に中野の北野神社に会いに行った梅です。ここの梅は正月に一輪二輪と花を咲かせます。服部嵐雪の俳句を思い出しますね。

梅一輪一輪ほどの暖かさ

わが子もそろそろ習うのかな。

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