烏有洞+

なんでもない日々となんでもないこと。

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鯰絵って見たことありますか。

640px-Namazu-e.jpg
題名:「しんよし原大なまづゆらひ(由来)」

鯰の話になったので、今回は安政の地震の後の鯰絵の話題。葛飾北斎が世を去ってまもなく、徳川の世も栄光も残照ともいえる時期のことですが、安政2年(1855)、江戸をおそった安政江戸地震(10月2日)は、広く江戸から東北、東海、東山、北陸ほか揺れたようですが、被災した江戸の中でも隅田川のあたりは強い揺れだったようです。その頃、地震は鯰が起すと思われており、この地震直後に売られた鯰絵が上の絵です。

大鯰と小鯰の親子を殴りつける新吉原の遊女たちの図です。釈文に「此なまずめ、うぬがおかげで/百ぜに(銭)お六まいなくして/しまつたそのかハりに/ぶちころしてくつて(喰って)/やるそ」と。新吉原も大きな被害にあったんでしょうね。調べると郭内の死者は1,020余人、遊女は530余人だったそうです。

絵の左上を見ると、その鯰親子を助けにきているのが、地震で儲かった大工・鳶・左官たち。新吉原も地震で被害をうけたもののさっさと仮営業を再開、復興で儲けた人々が戻ってきて、、、と。儲けた連中もみんな仲良く、、、なんて話なんでしょうねぇ。ちなみに新吉原というのは、吉原遊廓は始めは日本橋近く(現在の日本橋人形町)にあったのですが、明暦の大火の後、浅草寺裏の日本堤に移転したため、新しい吉原としたんですね。

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Art;ishknits, yarnbomber

最近、雑誌で見て、いいな、って思ったんです。websiteのリンクを貼っておきますね。

Ishknits, or Jessie Hemmons, is Philadelphia’s yarnbomber. I saw her yarn installation on the book. It's so cute!
Yarnbombing is a graffiti knitted into inner words and light. And we can see its inner words and light on the surface as colorful displays.

http://www.ishknits.com/

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Art 子供たち@SFMOMA

2012-02-08 (2) 2012-02-08 (1)

なかなか出先で時間を取ることはできないのですが、今回は何とか調整して、美術館に足をはこぶことが出来ました。SFMOMA(San Francisco現代美術館)は近くには着ていたのに足を運べていなかった美術館。
現代美術というのは、私にはなかなかしっくりこない作品も多いのですが、そういった作品たちはさっさと飛ばして、好きなものだけを見る、ということをしています。無理に理解しません。

今回はSFMOMAで企画展の一つとして、Francesca Woodman(1958-1981)の写真展をやっていました。nude写真も結構多い彼女の作品。きれいだなあ、って思う写真も多くありましたが、nude写真をしたり顔で見るのもなんだか調子が狂います。周りの老若男女もどんなことを思いながらこの写真群を見てらっしゃたんでしょうかね。写真imageはネット上にも色々と出ていますので、見てみようと思われる方は、Francesca Woodmanで検索かけてみて下さい。(芸術ですが、変な誤解をされないよう、見る場所は気をつけて下さいね。)

今日書きたかったことは、上のnudeの写真の話ではありません。

美術館のアチラコチラで見かけた風景(上の写真)です。

こうやって美術作品の前に座って、自由に発想して、いろんなことを話をする、教室ではないクラス。このような学びは今は日本ではあるのでしょうか? 10年前、MilanoのPinacoteca di Breraブレラ美術館で初めてこういう教室ではないクラスを見た時、なんて素敵なんだろうと感心しました。その後、海外をウロウロしているとこういう風景に出くわします。これが「本物を目の前にした時、自由に感じることを楽しむ技、術=art」なんでしょうね。

いいなあ、こういうの。

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そら5;バイユーのタペストリー

Tapestry_of_bayeux10.jpg
バイユーのタペストリー (著作権表示;Public Domain from Wikipedia)

先々週~先週の出張で体力を全面的に消耗、今週も消耗が続いてBlogも見れないし、更新も出来ない、皆様のところにも邪魔できないと、さんざんな2週間を過ごしましたが、何とか年末に向けて復帰してゆきたいと思っています。と、言いながらも今週末も忙しく、来週も来客と、、、うーん、年末まで忙しそうだなー、なんて、、、。

そらシリーズ5です。Bayeux Tapestryバイユーのタペストリーというのを聞いたことがある人もいらっしゃるかもしれません。1066年のThe Norman Conquest of Englandノルマン・コンクエスト、ノルマンディー公兼イングランド王ウィリアム1世によるイングランド征服の物語の刺繍画で、11世紀のフランスとイングランドに係る歴史的な遺物です。1066年というと、日本は、藤原道長の孫にあたる後冷泉天皇の頃です。この1066年の歴史を記す遺物にハレー彗星が描かれています。天に彗星が現れるとき、不吉なことが起こるという言い伝えが、昔はあったそうですが、偶然にしろ、イングランド征服があったことを考えれば、これは不吉なことだったでしょう。

ちなみに、澁澤龍彦は、玩物草紙の中で「私はべつにそれほど長生きしたいとも思っていないが、できることなら、あと十年ばかり生きて、一九八六年、すなわち昭和六十一年の年を迎えたいものだとつねづね考えている。なぜかといえば、この年は、七十六年の周期をもつハレー彗星が、宇宙の果ての長い旅路から帰ってきて、ふたたび地球に接近する年だからだ。」と書いていて、このバイユータペストリーの話など書いています。

私が見た、昭和61年(1986年)のハレー彗星の時は、当時の私は何も不吉なことを感じはしませんでした。そんなことを考えることはありませんでした。政治面ではphilippinesの革命があったり、アメリカのリビア制裁が始まったりときな臭いことがあったり、自然災害では三原山とかもあったりで探せば不吉かな、というのはありますが、無理に不吉なことを結びつける必要もありません。次の回帰、2061年には(50年後ですよ)ちょっと見ることはできないでしょうけど、見てみたい気もします。

いつまでもそらを見上げる元気がありますように。

<蛇足>
1986年のことを書いたので、渡辺美里さんの「My Revolution」を聞きながらこの記事をUpしています。映像見ると時代を感じますなあ。

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Days; 大阪=>東京

もう数時間後に大阪から東京に移動します。この週末はなんだかんだで大阪で忙しくしておりましてコメントへの記入もできず撃沈です。
東京で数日ございますので、その夜中には、、、、何とか。

では、お休みなさーい。

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そら;まりこうたさんの「ミッドナイトラベラー」



今年の夏にまりこうたさんの歌を紹介させて頂いて暫くたちますが、その間にもいくつかの歌がまりこうたさんのBlogでUpされているので、知っていらっしゃるかたもいらっしゃるかと思います。

真っ暗なそらを感じながら、それがいつか光に満ちてくるようなそらの予感を感じることができる、素敵な歌です。

この歌をきっかけに「そら」を見上げるようなエントリーのシリーズを始めようかと考えています。この歌は、夜中にふと聞きたくなって、聞くんですよね。


「そら」に飛び出そうと、貴方の胸の奥の痛みは、もう羽根をつけているかな。きっと。

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日本家屋~民家入門

2011-11-13 minka

先日の「陰翳礼讃」で日本家屋がもつ陰から出る薄明の美に触れましたけど、「建築もの」も結構好きなんです。ta-raちゃんさんのBlog「丹波~もうひとつの時間」で紹介されていた美しい屋根。いいなあ、茅葺の屋根。(いや、維持が大変。)

もともと環境についていろいろと学生の時にやっていて、人間がつくる環境の一つ、住環境というものが、人間をとりまく(認識する)環境のなかでもかなり大きな要素になるということにずっと興味を持っています。駐在前は民家を見に行ったり、古民家再生ネットワークの企画におじゃましたりしていました。(いや、坪単価高くなっちゃうから、、、。)

私は長い歴史のなかで培われた住環境への追求の形というのが民家なんだろうなあ、と思っています。産業革命・情報革命以降に培われた新しい素材技術や設計技術は、家屋をより個別機能を追求した住環境を提供できるようになってきていていますが、それ以前の民家だって、長い追求の歴史があってそこここに面白いideaを含んでいます。地域の風土にあわせて作りこまれた家の姿というのは、ものすごいideaがいっぱい詰まっているんです。

そんな民家をみて楽しむ為の、私のような興味のある素人への入門書としてとてもいい本が今日の本。INAX出版が出している本で、宮澤智士著「日本列島民家入門」。こちらに持って来た数少ない?本の一冊。せいぜい50ページ弱の簡単な本ですが、導入にとってもいい本です。最後の文に「いまや民家は、過ぎ去った時代の遺産です。しかし、いさんであっても現在にいきています。」としています。その通りですね。

INAX出版
http://inax.lixil.co.jp/publish/

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Art;谷崎潤一郎「陰翳礼讃」~松岡正剛「千夜千冊」60

2011-11-10.jpg
駐在前は通勤で結構本が読めたのですが、最近は読む本の数が激減していています。出張の時は移動が長いんで、数冊本を持っていくのですが、今回の一冊は、谷崎潤一郎の「陰翳礼讃」。

MasaharaさんがBlogで影と陰に触れてから、大筋だけ読んで放ったらかしにしていた谷崎潤一郎のこのメジャーな本を、まあ一度やっぱり通読しておくか、と思って、飛行機に持ち込みました。その後も日本建築の陰と間に触れるエントリーをされていて、面白いなあ、なんて思っておりました。「陰翳礼讚」は、昭和8年から9年にかけて「経済往来」に書かれたもので、日本家屋がもつ陰から出る薄明の美、を紹介しています。日本家屋の美が陰からやってくるものだ、という点、その通りだと思いますが、しかしこの「陰翳礼讃」、谷崎潤一郎の文章としては荒削りというか完成度低くないか、と心にストンと落ちてこない。この中公文庫版には、懶惰の説やら他の随筆も含まれているのですが、これまた内容への納得感がないものや、文章が粗すぎやしないか、と私の美意識とはあわないなあ、なんて偉そうに思った次第。

松岡正剛さんが千夜千冊で、「『陰翳礼讚』という文章をもって、谷崎が日本の美学や日本の美意識をなんとか説明してくれたなどとは、おもわないほうがいい。」としたことに納得。そして「逆に、谷崎を本来に帰って援護するのなら、われわれは『吉野葛』や『芦刈』にこそ陰翳礼讚をさがすべきなのである。」と。 谷崎潤一郎の小説作品にこの陰翳という地が敷いてあることを思えば、さすが。

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Song; まりこうたさんのうた「君がいた。」


Blogでおじゃましている、まりこうたさんの歌です。

空を感じる声って、素敵ですね。

まりこうたさんのBlogエントリー↓
http://marikouta.blog.fc2.com/blog-entry-47.html

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Style; Blog "STYLE from TOKYO" by Rei Shito

I have found her website on Asahi Shinbun Website. It's fun!

http://STYLEfromTOKYO.blogspot.com/

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