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烏有洞+

なんでもない日々となんでもないこと。

Saijiki 菱の実を頂きました

20191012 (26)
おはようございます、今日は日曜日ですね。さて昨日は水に浮くホテイアオイの話を書きましたので、今朝は同じく水に浮く植物である菱について書きましょう。

君がため浮沼(うきぬ)の池の菱摘むと
我が染めし袖濡れにけるかも

歌意:あなたのために浮沼の池の菱の実を摘んでいると
   私が染めた袖は水に濡れてしまいました

「万葉集」巻7-1249 雑歌

万葉集にも歌われ、また平城京・長屋王邸跡から見つかった木簡に記されていることから、菱の実の利用は少なくとも奈良時代にまで遡ることができます。

ヒシは池や沼に自生する一年生の水草で夏から秋にかけて白い花を咲かせます。ヒシの実は秋に熟しますので、菱の実の旬は、秋9月中旬から11月中旬頃まで。全国の湖沼で見られますが、栽培されているのは福岡や佐賀が有名です。


写真は先日(10月8日)に頂いた菱の実の揚げたものです。ほくほくして栗のようです。東京で会社の方と入った店で頂きました。秋だわぁ。横にうつっている魚は、ニロギ。これもおいしいんですよね。高知産かな?


去年も秋口にニロギを頂いていました↓
高知#7 ニロギの季節~焼きニロギ
http://euyudo.blog29.fc2.com/blog-entry-1553.html


そういえばお雛祭りの菱餅も昔は菱の実を入れたそうな。菱餅が菱形になったのは、江戸時代のはじめのだそうな。菱餅といえば菱の実の粉で作るものだったそうで、菱の実には子孫繁栄や長寿の祈りが込められているそうな。

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Category : Saijiki
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Book#16 眼ある花々 開高健

20191012 (38)
こんにちは。今日は台風19号で外にでることを控えていますので、家でvideoみたり本を読んだりしています。読書の秋ですしね、少し家でおとなしくしておきましょう。

表題の本は夏にbook*ffで100円棚で見つけて買った本です。開高健の本はこれまでにも幾冊も買っているけれども、友人に薦めてそのままあげてしまったり実家に置いてあったりなどで、手元には数冊がある程度です。そしてまた単身赴任などしているものですから、そぞろに買ってしまいまたまた本が増えてしまいます。時折、開高健の作品を読みたくなったりして古本屋に足を運びその中から一冊を選んで買ったりして、、、。

この作品は1972年の1月から12月に「婦人公論」に連載されたエッセイで、我が母の世代などは当時読んだかもしれません。薄い一冊で9575年初版で私が入手したのは1992年の第9版。花に託された語りは強い「生」を感じさせます。特にベトナム戦争を取材した開高健の文章からやってくる蒸したような湿度を私は愛しているのだろうな。

20190812nara (278)
その一番初めの作品「君よ知るや、南の国」では、water hyacinthホテイアオイが黄色い大河メコン川を塊をなして流れていきます。この川は人々の喜びも悲しみも流してきたのだろうな。

20190812nara (280)
そういえばこの夏に訪れた奈良でもホテイアオイが群生し水場を埋め尽くしているのに出会いました。これと同じ花が南の川に今も流れています。この秋はこの本から始まる周辺の物語を読んでもいいな。

<追記>記載ミスがありましたので修正しました。2019/10/14

Category : book 本
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Days Alexey Arkhipovich Leonovのこと

おはようございます。今日は一日台風19号におびえながら過ごす一日になりそうです。大阪も雨が降っています。
昨日2019年10月12日、旧ソ連の宇宙飛行士だったAlexey Arkhipovich Leonov(アレクセイ・アルヒポヴィチ・レオーノフ)氏が亡くなったというnewsが流れていました。氏は1965年に人類で初めて宇宙遊泳=船外活動(EVA)を行った宇宙飛行士です。

当時米ソは宇宙開発でしのぎを削っていました。1962年のCuban Missile Crisisキューバ危機が何とか回避されて間もなく、ソビエトの第4代最高指導者Nikita Sergeyevich Khrushchev(ニキータ・セルゲーエヴィチ・フルシチョフ)の命令で1964年に史上初の3人乗り宇宙船Voskhod 1(ウォスホート1号)が打ち上げられました。このミッションが宇宙にいる間にKhrushchevは失脚をしています。そのためLeonovがVoskhod 2で宇宙空間に飛び出した時の権力者はLeonid Il'ich Brezhnev(レオニード・イリイチ・ブレジネフ)になっていました。Voskhod 2のミッションでは船外活動をするために初めて「エアロック」の仕組みが組み込まれました。熾烈な競争の中で技術が進歩していきました。

昨晩はAlexey Leonovを偲んで、映画 2010:The Year We Make Contact(邦題は2010年)を見ました。この映画が作成されたのは1984年。まだソビエト連邦が存在しました(ソビエト崩壊は1991年)。映画はキューバ危機を彷彿とさせる政治環境下での物語であり、ソ連側の宇宙船の名前がAlexey Leonov号となっています。原作小説の著者であるArthur Charles Clarkeは、小説を書くにあたりLeonovに会って名前を使う了承をえたそうです。2001年と合わせて読むか、見るか、、、いい作品だと私は思います。

Alexey Arkhipovich Leonovさんの冥福をお祈りいたします。

Category : Days
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Days 東京に居る~秋だ

20191005 (40)
おはようございます(こんばんは)。あっという間に10月が始まり、もう8日。消費税が上がり、微妙に価格改定があって、いろんな現場で混乱しているのだと思います。

私はといえば、先週から今週にかけては、徳島→兵庫→大阪→京都→滋賀→福井→石川→富山→長野→群馬→埼玉→東京という移動をしておりました。今日の夕方によく行く喫茶店の御主人にまるで「旅がらす」ですなんて言っていました。御主人はお分かり頂けたと思いますが今の若い子に旅がらすなんて言っても分からんでしょうね。今週は木曜日までは東京にいるので東京からupします。

これだけ移動するといろいろと日頃読みたかったものを読む時間もできるのですが、私、実は「乗り物に弱い」のであまり小さな文字は追いかけられません。列車の中で基本的にPCは見ることはないですし、本も長時間は読めない(残念)。電車で本沢山読める方が羨ましいなぁと思います。

時秋積雨霽  時秋にして積雨霽(は)れ
新涼入郊墟  新涼郊墟に入る
燈火稍可親  燈火稍(ようやく)親しむべく
簡編可卷舒  簡編卷舒(けんじょ)すべし

中唐の韓愈(768年~824年)の詩の一部です。秋は読書にいい季節だというが、さてさて私には溜まっている本たちがいる、なにから読もうかしら。灯火親しむ秋どこで書物を広げるか、それも考えたいですね。

Category : Days
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