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なんでもない日々となんでもないこと。

Days 「ある小さなスズメ」の誕生日

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7月に入りましたね。7月1日の今日は、世界でも最も有名な雀の一羽の話。Clare Kipps著の「ある小さなスズメの記録」の主人公であるClarenceと名付けられた雀の誕生日が1940年7月1日です。今からちょうど75年前です。

ひとり暮らしの寡婦が、生まれて間もないスズメの雛を拾ったことから始まります。この雛を育て、共に過ごす日々。時は第二次世界大戦下にその歌声やささやかな芸で人々に希望を灯していきました。そして著者とスズメが互いに与え受け取ることができた12年の時間を記録された作品。今度は原文で読んでみたいなぁと思わせる本でした。

子供の頃は動物の出てくる本が好きでしたが、この本は読んでいなかったなぁ。梨木香歩さんの新訳版が文庫本になっていて、先日笹塚駅の本屋で手に取った時にすぐに買うことを決めた本でした。先日の台湾出張のお供をしてくれた一冊です。こんな本を読んでいなかったかぁ、と思わせられます。こういう時には、「個人の「教養」として読む本の数がどんなに多くても、その人がまだ読んでいない基本的な本の数は、つねに読んだ本の数をはるかに超えているのだから。」というItaro Calvinoの言葉には随分と励まされますし、また、そういう本に出会える幸せを大切にしたいと思いますね。

この本の原著のTitleは"Sold for a Farthing"。Matthew 10:29の"Are not two sparrows sold for a farthing? And one of them shall not fall on the ground without your Father.(スズメは二羽まとめて一銭で売っているほどのものである。しかしそういうスズメの一羽ですら、主の許しなしでは、地に落ちることもかなわないではないか。)から取ったと本文にあります。King James Bible欽定訳聖書を用いたのかなぁ。(Farthing は、イギリスのファージング銅貨。)

7月1日、東京は雨のスタートのようですね。おやすみなさい。

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Category : Days
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