烏有洞+

なんでもない日々となんでもないこと。

India x Japan Chana Masara

2011-07-30 Rice

つい先日もChana Masaraのエントリーを書きましたが、こちらのChana Masaraはまた別のお店のものです。6月に家族がいないときに試したのですが、テイクアウトでChana Masaraを買ってきて、これを一緒に買ってきたBasmati rice(香り米)と、自宅で炊いたカリフォルニア産の「あきたこまち」とで試してみました。

写真の①のほうが、Basmati Riceで②のほうが、あきたこまちです。もちろんChana Masaraと相性が良かったのは、Basmati Riceの方と感じました。だからといって、「あきたこまち」でやったら、まずいわけではなくてBasmati RiceでやればIndia的にできるし、あきたこまちでやればJapan風に感じるわけです。粘度の低いしゃばしゃばしたカレーにはBasmati Riceのような長粒種のご飯があうという見方もありますが、では北海道のスープカレーはいかがでしょう?あれはあれで日本の短粒種のご飯と相性がいいです。オリジナルの味、そして変化した味、というかたちで捉えればいいんじゃないでしょうか。

Oryza sativa アジアイネには、主にindicaインディカと呼ばれる長粒種とjaponicaジャポニカと呼ばれる短粒種があります。(短粒種にはjavanicaジャバニカとよばれるものもある。)外見、つまり籾の粒型によって大きく分類されていて、私も長年そういう見方をしてきました。それぞれの遺伝子型で長粒種と短粒種が混在しているために、単純には短粒種をjaponicaとはできないのですが、まあ、生活の上では、長短でだいたい判断がつきます。長粒種は短粒種に比べパラパラ感がある、といった感じです。


実はこの比較というのは、20年近く前の農学部生だった頃に大学祭でおなじようなことをやったことがありました。当時、GATTウルグアイ・ラウンドの最中で、米の輸入について大きな議論がされていました。実際に自分の口で食べてみることからはじめよう、ってことで大学祭で企画したんですよね。平成5年の大凶作は一生忘れられない出来事で、その大凶作で、自由化するしないの議論とは別に米を輸入することになったこと、大凶作で自ら命を絶った農家さんがいたことを私は忘れられません。

グローバルでの豊かさとローカルでの豊かさと、そのバランスとをふと、立ち返って考えてみると、自然と「ごちそうさま」の感謝の気持ちになります。



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Category : Asiaアジア
Posted by TORU on  | 4 comments  0 trackback

4 Comments

hanano says...""
はじめまして。
とても興味深く拝読させていただきました。
10代と20代にそれぞれフレズノとニューヨークで過ごした経験があります。
おコメは日本米に限る!なんて思っていたのですが、料理によってはいろいろ組み合わせが変わるんだなぁ。。。なんてことを感じました。

>グローバルでの豊かさとローカルでの豊かさと、そのバランスとをふと、立ち返って考えてみると、自然と「ごちそうさま」の感謝の気持ちになります。

激しく頷いてしまいました。
そのバランスこそが大切なんだと思うのです。
弱者を切り捨てるでなく、共存の道ってきっとあると信じてなりません。
良いお話をありがとうございます!
わたしもごちそうさま、きちんと言えてるかな。。。
2011.08.01 11:05 | URL | #qjcya4s2 [edit]
TORU says...""
hananoさん
いらっしゃいませ。
日本のお米おいしいですからね!日本食には炊きたての日本のご飯が本当においしいですものね!!
2011.08.01 18:55 | URL | #- [edit]
はしびろけろ says...""
カリフォルニアでコシヒカリを栽培しているのは知っていましたがアキタコマチも栽培しているのですね。中粒種といわれる長くて大きいジャポニカ系のおコメとか、モチ米や香り米などもアメリカで栽培しているのも初めて知りました。そういえばRice Puddingというデザートがあるようですが・・・。では。
2011.08.06 15:16 | URL | #- [edit]
TORU says...""
はしびろけろさん
Rice Pudding、食べたことありませんねー。メニューであるのは知っていても、そこまでまだカバーできていません(笑)。
2011.08.06 18:18 | URL | #- [edit]

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