Saijiki オオイヌノフグリ
今日から4月ですね。仕事や学校などで変化がある方もいらっしゃるでしょうね。体調に気を付けていきましょう。2018年は、昨日3月31日でLent(四旬節)が終わり、今日4月1日がEaster(復活祭)です。なので今日は印象的な名前のある季節のお花です。
この時期ちょっとした足元の緑に目をやると小さな青い花が咲いています。オオイヌノフグリです。この春を告げる花はよく聞いたことがあるのではないでしょうか。名前がイヌノフグリ(=犬の陰嚢)ですからまた変わった名前です。イヌノフグリの実の形が名前の由来で、たしかに似ているとも言えないことはない、、、。ほかにも天神唐草や星の瞳といった別名もあるようですね。
春を知らせるオオイヌノフグリ、1cmにも満たない小さな花ですが、ぴょんと伸びた雄蕊2本が「クワガタ」のようなのでクワガタソウ属という属名で分類されています。
英語ではbirdeye speedwellで学名がVeronica persicaです。VeronicaといえばGolgothaゴルゴタの丘へと十字架を背負い歩くキリストの顔を自身のヴェールで拭いた女性St. Veronicaと同じ名前です。(この布がいわゆる聖顔布ですね)学名の由来はこのVeronicaとは違うといったようなことも読んだことがありますが、そうであってもEasterの季節に咲くこの花にVeronicaの名前があるのはとても印象的ですね。
今日はPaolo Coelhoの本でも読みましょうかねー。
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