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なんでもない日々となんでもないこと。

Book#10 鯉のぼり図鑑 日本鯉のぼり協会編 

20180508 (189)
先日は端午の節句でしたね。一つ前のentryから続いてのネタですが、、、。2018年2月に出版されたばかり、近所の図書館に入りたてほやほやの本でネットで見かけてすぐに予約したら、他の方の予約はゼロ。いやぁ、ラッキー。

鯉のぼりの原型は江戸中期頃だそうです。少し遡って江戸初期から端午の節句には幟や旗指物などを飾る風習があり、これを江戸中期になって町人が真似るようになったようです。この幟に描かれたのが登龍門の「鯉の滝登り」で、それを鯉の形にしたものが鯉のぼりの原型。

鯉の形をした鯉のぼりの初出資料である「続清鉋(ぞくきよがんな)」では鍾馗(しょうき)を描いた旗に付属する小旗のような描かれ方です。これが延享2年(1745年)で、そののち「東都歳事記」天保9年(1838年)では鯉型のものを竹の先につける、これは江戸の風俗であると書かれています。意外と新しい風習ですね。

この本はそんな歴史から、明治時代~平成にかけての各地での鯉のぼりの特徴を追って示されており、和紙から木綿、そして合成繊維へと素材や製法が変化していく様子を数多くの写真で追ってくれています。まあ、これだけの鯉のぼりの写真を見ることはまずないでしょう。さすが業界団体が作った図鑑です、お見事!

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Category : book 本
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