FC2ブログ

烏有洞+

なんでもない日々となんでもないこと。

Book#11 黒川創著・暗殺者たち 

20180508 (162)
2016年末。夏目漱石没後100年として*HKが組んだ番組で、姜尚中さんは「漱石は近代化の行く末を見抜いていた」と言っていた。明治維新で国のありようを大きく西洋を模倣し近代化に定めた日本から英国に留学した漱石が体験したものは、西洋近代の光と影だった。その陰が漱石の作品には見られる。番組ではその漱石の姿を追っていた。

番組の中で、1909年ハルピン駅で起こった安重根による伊東博文暗殺をどのように夏目漱石が捉えていたのかを追っている。その中で黒川創さんとの対話があった。黒川さんの作品「暗殺者たち」では、この伊藤博文暗殺と翌年の大逆事件などを含めて「暗殺者」とは何かを追っている。何をもって暗殺者とするのか。この問いの答えは、、、。

近代化を邁進する日本と日本人にとって暗殺者たり得たものは誰なのか。大逆事件の幸徳秋水や菅野須賀子、そして「谷中村滅亡史」で鉱毒事件を告発した荒畑寒村ら、この時代の軋みの中で生まれた人物たちの行動を追いかけている。

この作品を通勤電車で読んだ。

スポンサーサイト

Category : book 本
Posted by TORU on  | 0 comments  0 trackback

Leave a reply






管理者にだけ表示を許可する

Trackbacks

trackbackURL:http://euyudo.blog29.fc2.com/tb.php/1452-9d3dfcf6
該当の記事は見つかりませんでした。