Saijiki ヒガンバナが咲きました
9月15日、東大・駒場にて。
こんにちは。今日は月曜日ですが敬老の日の振り替えでお休みです。やはり3連休はありがたい。すこし時間の余裕をもっての動きができますからね。お仕事で3連休でなかった方もたくさんいらっしゃるかと思いますが、、、。
さてこの時期になると日頃は見なかったヒガンバナがシュッと顔を出して、ドキッとさせられますね。きれいな花なのに毒があるからでしょうけど。古くは飢饉に際して食するときに、数日間流水にさらすことで食用にしていたと、本なんかには書いてありますね。確かにあの球根を見たら食べられるかな?と思ってしまうでしょうね。そして食べてみて死人が出たり、えらい目にあった人たちの姿をみて「毒」があると昔の人達は気が付いたのでしょうね。そんな中でも水にさらしてデンプンを取り出して食べた、というのは本当、知恵ってすごいなぁと思います。
このヒガンバナの毒の主成分はlycorineリコリン、リコリスから来た名前でしょうが可愛らしい名前です。でも毒ですからねえ、、、。実際に水にさらして食べるとなると球根の皮を剥いで、すりつぶして(粘りがすごいらしいですよ)、そして水でよくさらす(これは「流水にさらす」ということを考えれば回数はかなり多くなってしまいますね。リコリンは熱に対しては安定しているので、加熱しても意味がありあませんね。ともかく水溶性であることを考えれば水にさらす、さらす、さらす!子供の頃、理科の実験でジャガイモデンプンをとるのと同じ要領でデンプンを沈殿させるんですね。
やらないよね、、、。生きるか死ぬかの時以外、、、。
そういえばヒガンバナのネタって書いていないのね。前回はコレ。
埼玉#7 巾着田の曼珠沙華(2014年)
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