いきもの#3 シャコについて
前回のupから2週間以上もあいてしまいました。その間GolfやらSports eventがあったり出張があったりしてblogに行きつかない、そんな日々が続いています。11月12月もそんな日が続きそう、、、。
今日も午後からお出かけの予定が入っていて、11時には家を出ます。皆様は紅葉の季節であったりでお出かけが忙しいですか?
10月末のentryでシャコの料理について書いたので、ちょっとシャコの話を書いてみます。シャコのパンチ力が強いというのは有名ですが、眼についても面白い話があります。シャコには我々ヒトよりも多くの種類の光受容細胞が存在するという話。我々には赤緑青の光に反応する3種類だがシャコには12種類もあってヒトが識別できない色でも見分けられるのではないかと考えられてきました。そりゃすごい。
しかし、約5年前発表された(Science 2014年1月24日)研究成果として、シャコはヒトと同じような仕組みでは色を識別していないという報告がありました。それによるとシャコの色覚は12種類の光受容細胞から受け取った情報を組み合わせるのではなくて、個々の光受容細胞からの情報を単独で処理する方法をつかっているということがわかったということ。ヒトは光刺激の相対的なレベルをシグナルとして脳に送り組み合わせることでとても多くの色を識別できるのですが、この方法は脳に負荷がかかります。一方、シャコのこのかなりシンプルな方法だと、脳への負荷は低いということ。もっと詳しいことがわかると面白いですね。
さて、北の国・小樽では先だって「小樽しゃこ祭」が開催されました。小樽のシャコは今が旬で、小樽のシャコ漁は12月10日までだそうです。因みにシャコの旬って地域で違うんですよね。では、よい一日を!
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