京都#8 教王護国寺(東寺)へGO!
こんにちは。一つ前のentryの京都府立植物園で紫陽花を見たのは、お昼を過ぎて夕方前でした。その日の京都行は朝一からJRで京都に向かい、まずは東寺に向かったところからでした。
先日まで東京国立博物館・平成館(上野公園)でやっていた東寺展がやっていました。40万人以上の方が入ったそうですね。この展示には行くことが叶いませんでした。それなので展示では見られない、外側の方を見に行こう。そうだ京都へ行こう!ってことで京都に行きました。
教王護国寺いわゆる東寺は、平安京への遷都に伴い王城鎮護の官寺として西寺とともに延暦15年(796年)に建立されました。そののち弘仁14年(823年)に当時の先進国・唐から新しい仏教である密教を輸入した空海(弘法大師)が嵯峨天皇から東寺を給預され、真言密教の根本道場となりました。この時点を立教開宗とし、2023年に1200年の節目を迎えます。
尚、西寺は右京九条一坊・羅城門西側にあったとされています。正暦元年(990年)の火災、天福元年(1233年)に再び火災で焼失を経て荒廃し廃寺となったそうです。跡地は現在の京都市南区唐橋西寺町で国の史跡に指定されていますが五重塔の場所は推定場所は分かっているもののまだはっきりしてません。2019年1月に京都市が2019年度に本格発掘調査をすることを発表しています。今回は地権者の了解を得て住宅など数軒を解体して推定される場所を発掘するそうです。
今回は外観からお参りというコンセプトで散策していましたので、拝観料を払って中に入ることは致しませんでした。外から見ることができる建物をもう一つ。東寺・東門の慶賀門からみて左側へ進んだところにある小さな校倉造の建物がありますが、これが重要文化財の「宝蔵」。東寺の宝物を保存してきた建物で解体修理の時に判明したのですが、創建当時の頃の建物であろうということで古いんですね!
外側のお堀には、大きく育った子どもたちと泳ぐかもの家族。可愛らしいねえ。
そして慶賀門を出て大宮通を北に。家々の前に紫陽花が植えられていてきれいに咲いておりました。
<修正・追記2019年6月24日>
写真が間違ってupされていましたね。カモが2回登場しておりました(笑)