Saijiki ニセアカシアの花
こんにちは。先日の「ミモザアカシアなの?」で書いていた、ニセアカシアの花が咲き始めました。あのネタを書いていた時には、そういえばニセアカシアの花の写真ってどっかにあったかなぁ、一昨年ぐらいに東京で撮ったような撮っていないような、、、というような感じで探すにも膨大な写真の数なので(特に春は多い)、探す気もなく、GWに突入していました。で、GW中に健康維持のために「歩いた」のですが、歩くとやはり見つけられますね。ニセアカシアです。場所は阿倍野筋と大和川が交差しているあたりです。
和名では針槐(ハリエンジュ)ですが、ニセアカシアの名前は、学名のRobinia pseudoacaciaの種小名pseudoacacia(「pseudo=よく似た、偽の、 acacia=アカシア」)をラテン語から来ています。しかし、ニセ***とかつけられたらなんか気分悪いでしょうね、、、。結構強い樹種なので河畔林やら海岸林などで見かけることもあります。私も大学の近くの海べりで見ましたし、花穂をとってきて天ぷらにして食べたりした記憶があります。後輩のO君がそこら中にあるものをとってきては天ぷらにして食べさせてくれました。彼は優秀な公務員になっているのですが、彼の価値観である「食べられるか、食べられないか。」というのは現在の私の価値観にもなりました。彼のような方が公務員をやってらっしゃると考えるだけで、頼もしく感じる次第です。
写真はガチャガチャしていますが、白い花をつけます。天ぷらにすると美味しいんですよ、これ。日本には明治初期に移入してきているそうなので比較的新しい樹木ですが、北原白秋の「この道」に出てくる「あかしやの花」も、石原裕次郎の「赤いハンカチ」に出てくる「アカシアの花」もみんなこのニセアカシアのことだそうです。へえ、そうなんだ。と思いつつ、昨晩は「赤いハンカチ」を検索していました。歌はね、懐メロで聞いたりして頭に入っているのですが、映画の方は1964年で、たぶん見ていません。(見てても記憶にない)。高校生の頃、ずいぶんと昔の映画を見たのですが、これは見ていないような気がします。あ、このGWは結構古い映画も見ましたよ。