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烏有洞+

なんでもない日々となんでもないこと。

京都#26 蘆山寺にて

20200524 (163)
こんにちは。今日は用事で東京にいます。さて前回の京都ネタは信長の葬儀が行われた大徳寺でしたが、今日は少し南に下って京都御所の目の前、蘆山寺です。

京都#25 大徳寺は閉まっていた、、、
http://euyudo.blog29.fc2.com/blog-entry-1892.html

今回の京都行の一つのテーマが「麒麟が来る」なので蘆山寺です。このお寺には明智光秀の念持仏が祀られていまして、今年は11月末まで公開しているようです。念持仏というのは武将が先勝祈願のために携行した小さな仏像で地蔵菩薩、脇侍に不動明王、毘沙門天の三尊。戦地には真ん中の地蔵菩薩を持って行ったとされています。謎の多い武将である明智光秀の持ち物が見られるというspotです。

元亀2年(1571)、織田信長によって延暦寺が焼き討ちされ、同じく天台宗の流れである蘆山寺も延暦寺の末寺と見做されて危うくなっていました。その時に正親町天皇によって奉書が出され(正親町天皇女房奉書(重文))た事によって蘆山寺は焼き討ちを免れることができています。明智光秀は信長の武将としてここを焼かずに済み、それが縁でここに光秀の念持仏が納められています。

1571年は、世界史的にみるとOttoman Empireオスマン帝国とカトリック教国連合による戦いであった、Battle of Lepantoレバント会戦の年でした。世界史的にも宗教戦争の年だったんですね。有名人としてはJohannes KeplerケプラーやMichelangelo Merisi da Caravaggioカラヴァッジョの生まれた年です。

話を蘆山寺に戻しますが、このお寺のある場所は時代は遡って、紫式部が源氏物語を書いた場所でもあるそうです。お寺には紫式部とその娘、大弐三位の歌碑がありました。


20200524 (165)

めぐりあひて 見しやそれとも わかぬ間に
雲がくれにし 夜半の月影   紫式部

有馬山 ゐなの笹原 風吹けば
いでそよ人を 忘れやはする  大弐三位

両方とも百人一首に採られていますね。57番、58番です。百人一首には他にも藤原俊成、定家などが親子で採録されています。いやぁ才能がすごいことですねえ。

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Category : 近畿
Posted by TORU on  | 2 comments  0 trackback

2 Comments

やっこ says..."京都に行ってみたいです。"
廬山寺は紫式部にも明智光秀にもゆかりのお寺だったのですね。
紫式部の邸宅があったというのは聞いたことがあります。
「麒麟が来る」ブームで光秀さんの念持仏も公開され、
思いも寄らぬ脚光を浴びてますね。
近頃ちょっと先祖のことを調べていて父方の祖母の祖先が
織田信長の家来?だったらしいことが判りました。
明智光秀とも近かったのかな?と親近感が湧いています。


2020.06.13 16:53 | URL | #JalddpaA [edit]
TORU says..."Re: 京都に行ってみたいです。"
やっこ様
京都は歴史があるだけに、見どころがたくさんあります。信長の家来というのは大変だってでしょうね。

> 廬山寺は紫式部にも明智光秀にもゆかりのお寺だったのですね。
> 紫式部の邸宅があったというのは聞いたことがあります。
> 「麒麟が来る」ブームで光秀さんの念持仏も公開され、
> 思いも寄らぬ脚光を浴びてますね。
> 近頃ちょっと先祖のことを調べていて父方の祖母の祖先が
> 織田信長の家来?だったらしいことが判りました。
> 明智光秀とも近かったのかな?と親近感が湧いています。
2020.06.13 18:17 | URL | #- [edit]

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