おにぎり・おむすび#20 深川めしのおにぎり
単身赴任者の移動パターンの一つ、月曜の朝一の新幹線で東京から大阪に移動。私も月曜の朝一の新幹線に乗れば9時の始業には間に合いますのでよく早朝の新幹線に乗ることが多いです。早朝の新幹線では品川駅で乗り換えることが多いのですがその際に駅のコンビニでよくおにぎりやパンを買って乗ることが多いです。写真は先日7月21日に移動したときに頂いたおにぎりです。深川めし。そう東京の郷土飯と言っていいでしょう。駅弁でも深川めしを買うこともよくあります。
深川めしは江戸時代の漁師飯がルーツと言われています。江戸・深川浦を漁場とした漁師たちが仕事の合間に食べる簡単fast foodです。海水を真水で割って沸かし、そこにアサリ・葱・豆腐の具を入れたすまし汁を飯にぶっかけて食べたのが始まりだそうで、要するにアサリの潮汁のぶっかけ飯。二日酔いの翌朝のご飯にしたらちょうど良さそう。これなら簡単に食べられそうです。
深川といえば他にも蛤や牡蠣、貝柱(青柳)など貝の名産地であったので、このぶっかけ飯は必然だったんでしょうね。その後、味噌やしょうゆ仕立ての現在のぶっかけタイプに近いものに発展していきました。一方よく取れて食卓にものぼるアサリは炊き込みご飯の具としても重宝され、所謂アサリの炊き込みご飯のタイプも深川めしと呼ばれるようになっていったようですね。
しかし二日酔いを前提に飲んで翌朝用にアサリを買っている、などという芸当はできそうにないですね。
東京#17 駅弁・深川飯
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