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烏有洞+

なんでもない日々となんでもないこと。

Saijiki ゴーヤーの季節ですね

20200726 (14)
おはようございます。4連休最終日、今日もほぼ都内にいる予定です。この連休は東京都内は雨と曇であまり天気はよくありませんでした。写真は連休2日目に少し雨が上がっている間に自宅の近所を散歩していて見かけました。ゴーヤーは日よけとしても良く育てられていますが収穫せずに黄色く熟していたりすると、もったいないなぁ。食べりゃいいのにと思っちゃいます。僕が頂きたいぐらいです。小さくても食べられますからね。


20200726 (16)
ゴーヤーの標準和名はツルレイシです。まあ見た目がごつごつしていてレイシ(ライチ)に似ているからこの名前になったそうですけど、どちらかというとニガウリという名前の方がよく聞きますよね。そんなゴーヤーですけど、日本に伝わってきたのは1600年頃。今見掛けるのはとげとげした感じの品種でインド系の品種です。


ゴーヤーが沖縄県以外のエリアで「食材」として広く認知されるようになったのはそんなに古い時期のことではありません。江戸時代にはすでに移入されてきていましたが薬用としてであり広く利用されていたようではありません。先の大戦の食糧難の頃に空き地利用の家庭菜園での栽培を推奨するものの一つにあったようですが、あまり普及しなかったようです。苦いからねえ。

さて1972年、沖縄の本土復帰以降、沖縄県で広く食べられていた野菜として全国に広まったのか、というとそうではありません。沖縄県産の野菜としてはかなりのメジャー野菜であり当然「沖縄のゴーヤーを内地へ」となるはずでしたが、農業害虫ウリミバエを内地に拡大させないため、沖縄県からのゴーヤーの出荷は植物防疫法によって禁止されていました。ウリミバエを根絶しない限りウリミバエが卵を産み付ける作物は内地に持っていけないという状態でした。

そこで採られたウリミバエを防除する方法が、羽化2日前にガンマ線を照射して不妊化した飼育個体を大量に野外放虫し、野生個体の繁殖を阻止する方法でした。多くの苦難を乗り越え取り組みを始めて21年後の1993年にウリミバエ根絶が叶い、そこからゴーヤーが本土に広く食べられるようになりました。

私はこの年(1993年)は農学部の2年生でしたので、農業系の雑誌や新聞などでこのnewsは大きく報じられていたのをよく覚えています。尚、ウリミバエは日本の侵略的外来種ワースト100に入っている生物で、は唯一根絶に成功しています。

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Category : Saijiki
Posted by TORU on  | 4 comments  0 trackback

4 Comments

says...""
ミバエの件はもっと紹介されてもいいのかと思いますが、
他に例が少ないのは分布範囲とか飼育の面などいろいろと難しいのでしょうね。
2020.07.27 08:40 | URL | #- [edit]
TORU says..."no name様"
no name様
ウリミバエの成功は、ウリミバエの生活環(一生)が短いということで短期サイクルで回せるというのが大きいようですね。

> ミバエの件はもっと紹介されてもいいのかと思いますが、
> 他に例が少ないのは分布範囲とか飼育の面などいろいろと難しいのでしょうね。
2020.07.28 07:11 | URL | #- [edit]
el_desvios says...""
すみません。名無しでした(笑)
デング熱とかジカ熱とかマラリアとか蚊も何とかしてほしいと思いますが、
分布が広すぎるんでしょうね。
2020.07.29 09:15 | URL | #- [edit]
TORU says..."el_desvios 様"
el_desvios 様
デング熱も怖いですねえ。やはり限定したエリアでしかできないんじゃないでしょうかね。

> すみません。名無しでした(笑)
> デング熱とかジカ熱とかマラリアとか蚊も何とかしてほしいと思いますが、
> 分布が広すぎるんでしょうね。
2020.08.01 09:13 | URL | #- [edit]

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