千葉#9 約1年遅れでチバニアン。
こんばんは。2021年の年末年始は基本的には家に居ましたが、少しだけお出かけをしました。COVID-19の影響で人手は少ないだろうと想像していた上に、正月に来る人は少ないだろうと思い2021年最初のお出かけは「チバニアン」でした。養老川流域田淵の地磁気逆転地層。
IUGS(国際地質科学連合)の理事会においてこの田淵の地磁気逆転地層(千葉セクション)が前期ー中期更新世地質年代境界のGSSP(国際境界模式地)に決定されたのがほぼ1年前。令和2年1月17日のことです。我が家の訪問はほぼ1年遅れ。このあたりには菜の花を見に来るか、紅葉を見に来るか、はたまたゴルフでやってくるか、、、。
このIUGSの決定によって約77万4千年前~約12万9千年前(新生代第四紀更新世中期)の地質年代がチバニアンと呼ばれるようになったわけです。地質年代というのは、地球が誕生したといわれる約46億年前から現在に至るまでの期間をそれぞれの特徴的な現象と合わせて110以上の時代に区切ったものです。地質年代の名前に「千葉」の名前が付いたんですよね。千葉県民の皆様は誇らしいんじゃないでしょうかね。
1年遅れで正月ということでチバニアンを訪れていたのは3組程度、予測通り空いています。正月三が日に地層を見に来るような方は少ないわけです。それでも3組はいたわけで、、、。77万年からすれば、1年遅れなんてね、たいしたことないよね!
と、いうことでチバニアンに行ってきました。
前回の千葉ネタは↓
千葉#8 カブが美味しい時期になりました
http://euyudo.blog29.fc2.com/blog-entry-1587.html
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