Saijiki 梅コレ2021#4 古今集@大阪城梅林
こんにちは。梅コレ2021年のその4です。その名を古今集。先日1月30日に大阪城梅林に訪れた際に数輪の花を咲かせていました。(今シーズンはあと何回行くんだろう)
折りつれば袖こそにほへ梅の花 有りとやここにうぐひすのなく
よみ人しらず 古今和歌集
歌意:梅の花を折り取ったので袖がこんなに香っている。
梅の花が咲いていると思ってここにうぐいすが鳴いている。
古今和歌集には梅の歌が春歌上に十七首、冬歌にも四首入っています。そしてこの春の十七首のうち十三首が梅の香を詠んでいます。
梅コレ#3で菅原道真に触れましたが、古今和歌集は菅原道真が失脚するきっかけとなった醍醐天皇の勅命によって編纂された歌集で、延喜5年(905年)に奏上されたとされています。
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