大阪#67 千里中央の図書館
こんばんは。先日お邪魔した茨木・千堤寺(北摂キリシタン遺物発見の地)はバスでないとアクセスが困難だということを書きましたが、この茨木・千堤寺からなんと千里中央に向けてバスが走っています。
千里中央は私が育った場所で小中学校の頃にはよくこの駅前にある図書館に通っていました。昔の図書館は2階建てでした。あの頃、芥川龍之介も、ファーブル昆虫記も、中山鹿之助の伝記も、Antoni Gaudíの建築も、米朝落語も、三国志も、Karl Marxの資本論もぜーんぶ、ここで触れました。私にとってここの小さな町の図書館は世界の入り口だったように思います。
先日、茨木からの帰り道に千里中央の図書館に足を踏み入れました。図書館が2008年に新しくなってからはもちろん初めてですが、高校生の頃には中之島の図書館などに行っていたのでかれこれ30年以上ぶりです。
夕方の千里中央駅前を眺めつつ、Geordie Greigの「ルシアン・フロイドとの朝食」なんかに目を通していました。あれから30年以上が経ちましたが、私はずっと住んでいる場所や勤務している場所の近くで図書館にお世話になっていて、そこから世界に繋がっているんですね。
↓前回の大阪ネタ↓
大阪#66 北摂キリシタン遺物発見の地
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