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烏有洞+

なんでもない日々となんでもないこと。

Book#26 極夜行前 角幡唯介 著

20210228 (786)
こんばんは。週末は梅を見る散策を続けていました。今日で2月も終わり。明日から3月です。

さて今日はブロ友のel_desviosさんがお正月に読まれてblogにあげられていた本を、図書館で借りて読みました。

el_desviosさんの今日の本 1639↓
https://eldesvios.blog.fc2.com/blog-entry-2345.html

2018年の「極夜行」の本番前の3年間の準備の旅について書かれたこの本。GPSや衛星電話に頼らずに極地を行くなんて、ぞっとする。六分儀を使って天測して位置を特定していくなんて、、、。六分儀で天測して位置を特定する練習をするくだりが初めの方に出てきますが、普通じゃないよ。「位置を知りたい」という欲求がこんなに切実なものとなるのは普通に生きているとそうであることではない。しかしいざ今持つ携帯電話が使えなくなったらどうでしょうか?皆、大いに迷いもがくことでしょう。

犬を連れて旅の試行を繰り返します。計画実行へ向けて食料や燃料をデポジットしていく、そんな中で犬との関係性は日本では見かけることのない厳しいものとなります。私なら絶対やらないことをこの人はやっています。読んでいて嫌悪感さえ覚える箇所も出てきます。このむき出しのエゴともいえる欲求って何なのだろうか、そういった根源的な問いを投げかけてきます。こういう思いを抱くことが、それもまた他面からみたらエゴだったりするわけです。

今回はですね、youtubeで北極圏のsnowstormの音をずっとbackgroundで流しながらこの本を読みました。


前回の本は暑いところだったな↓
Book#25 南西諸島資料集 第一巻 松下志朗編
http://euyudo.blog29.fc2.com/blog-entry-2067.html

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Category : book 本
Posted by TORU on  | 2 comments  0 trackback

2 Comments

el_desvios says...""
読まれましたか。
確かに、犬に関しては賛否両論あるようです。
一次的な滞在者である日本人がやっているということもあるのでしょうか。
極北の人が長い関係性の中で築いてきたことは
まあ、人間のエゴとも考えられなくもないですが、
やはり生きるための必然もあったのかなとも思います。
この辺りの価値観のとらえ方は深いですよね。
2021.03.01 08:28 | URL | #- [edit]
TORU says..."el_desvios 様"
el_desvios 様
おはようございます。一方向から見てしまうと、実は違った見え方にしかなっていないというようなことですよね。
価値観が異なるということを違う角度から見て確認することですよねえ。面白い作品でした。


> 読まれましたか。
> 確かに、犬に関しては賛否両論あるようです。
> 一次的な滞在者である日本人がやっているということもあるのでしょうか。
> 極北の人が長い関係性の中で築いてきたことは
> まあ、人間のエゴとも考えられなくもないですが、
> やはり生きるための必然もあったのかなとも思います。
> この辺りの価値観のとらえ方は深いですよね。
2021.03.01 08:59 | URL | #- [edit]

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