大阪#72 大阪産菊菜で炒め物
残り物焼き飯の話の前日談です。いや今日のがメインだね。大阪の市場で食材を物色しているとやはり地物を頂きたくなります。今回は「菊菜」。
菊菜と春菊ってどう違うん?と思うでしょう?基本的には同じ仲間なんですけど東西で栽培品種が違うんですよ。東日本では春菊、西日本では菊菜で呼ばれて売られていることが多いですが、品種も異なります。九州・中国地方では大葉系、関西では中葉系、関東以北では小葉系。西日本の大葉系、中葉系の株張りする品種で根元から株ごと販売されることが多いですが、東日本の小葉系は茎からの摘み取り菜として出荷されていることが多いですね。
今回は大阪で頂いた大阪府産。東京市場だと千葉県産が多いでしょうか。
もともとは地中海沿岸を原産とするらしい。英語の資料なんかでデイジーの仲間って書かれてあると、まぁそうなるよねえ、と変に感心します。日本へは室町の頃に移入してきたとか。
で、その菊菜をですね、炒めものにして頂きました。ごま油とニンニク少々。そして菊菜の爽やかな香り。香りと香りがこっつんこしながら口の中でダンシング!いい仕事するじゃなーい。ご飯が進むわぁ。
こんなご飯を頂きました、という話でした。
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