宮崎#9 えびのエコミュージアムセンター
おはようございます。今日も宮崎ネタの続きです。韓国岳から下山しましたらすっかり周りは晴れており気持ちのよい天気になっておりました。今回の韓国岳登山はえびのエコミュージアムセンターの駐車場にレンタカーを停めて行きましたので、こちらに戻ってきました。
このセンターでは登山やキャンプ道具に関する展示がされていましたが、展示として大きくはないものの新燃岳の展示が興味深く、火山の威力を感じる展示でした。
センターに展示されている噴石。こんな大きなものがぶっ飛んでくるんですよ。怖いですね。これ自体は約400㎏だそうですが、着弾の際に割れて飛び散っていると想定されるため飛来した時はもっと大きかった、と推測されています。表面の姿からBread crust bombパン皮情火山弾とよばれるもので、飛来時に表面が冷えて固まるものの内部にこもっていたガスが膨張することでパンのようになるのが特徴です。
新燃岳は霧島山中央部に位置している活火山(1421m)で、三等三角点が山頂のカルデラ縁にあり、噴火口およびカルデラは鹿児島県霧島市域となっていますが、尾根筋は宮崎県小林市にまたがっています。約1万年前から山体形成が始まり、約5600年前、約4500年前、約2300年前にも噴火があり周辺に噴出物を堆積させています。有史以降は1716年から17年にかけての享保噴火、1822年の文政噴火、1959年の昭和噴火、そして2011年(10年前ですね)の噴火(Subplinian準プリニー式噴火)があります。
行ってみたくなりましたか?いやならない?新燃岳は今も入山できませんよ。
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