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九州  九州新幹線全線開通CM

JR九州、九州新幹線全線開通CM
http://www.shuku9.com/cm.html

九州新幹線鹿児島ルートが全線開通したNewsは、3.11の東北の大地震でかき消されてしまいました。その事自体は仕方なかったことでしょう。JR九州が用意した全線開通のTVCMは、ものすごくよく出来ていて、そのCMがカンヌで受賞したとのNewsは、印象的なNewsでした。このCMは、多くの沿線一般住民の高揚を記録した、いい記録映像になるでしょう。

この映像は未来に又見ることになるでしょう。

九州整備新幹線は、昭和45年の全国新幹線鉄道整備法に基づき、政府が昭和48年11月13日に整備計画を決定した5線の新幹線の一つでした。当時東海道新幹線が既に開通している中、輸送力・利便性向上を意図した全国への新輸送方法の提起は、高度成長期に企図された大事業の一つでした。そのまさに直後、第四次中東戦争が当年10月6日に勃発、昭和48年11月16日に石油緊急対策要綱を閣議決定「総需要抑制策」が採られ、日本国内の消費は低迷し、高度成長期の終わりを見ることになりました。

高度成長期に見た夢は、とてつもないお金を使う夢でもありました。九州新幹線鹿児島ルートの工事費は博多~新八代間の8134億円に加え、新八代~鹿児島中央間も含めると、総額1兆4424億円。整備新幹線の建設費については、1996年12月の政府・与党の合意に基づき、国と地方自治体が2対1の割合で負担することとなり、旧日本鉄道建設公団の後を継ぐ鉄道・運輸機構が建設し、完成後は、鉄道・運輸機構が所有する線路や運行施設をJR各社が使用料を支払って、新幹線を走らせる「上下分離方式」だそうです。つまり国と沿線の地元はそれぞれ大きな負担をしながら、その莫大な金で公共事業をやったことになります。この負担はこれからも続くわけです。

新幹線は高度成長期の最後に見た大きな夢の一つで、それを叶えるために約40年の歳月を要し、ようやく九州新幹線鹿児島ルートは完成を見たのです。完成までが物語ではありません。平行在来線廃止の問題もあり、ここから始まり、ここからの苦難の物語があるでしょう。

そんな大きな負担をして、それでもなお、地方にまでインフラが整備された国を誇れる国民がいて国であることが未来にできたら、この日の記録は、本当に歓喜の歴史として未来に語られることになります。そうなっていて欲しいと、心より願います。

この映像は未来に又見ることになるでしょう。

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Category : 九州沖縄
Posted by TORU on  | 4 comments  0 trackback

4 Comments

kurita says...""
トラックバック有り難うございます。九州出身の方に聞くと,鹿児島と熊本の間が1時間を切るなんて夢みたいな話と言われていました。夢が本当に意味でかなうことを願います。
2011.06.30 21:08 | URL | #- [edit]
TORU says...""
kuritaさん
どうも、こんばんは。九州の人の足がこれからどう変化していき、受け入れられるのか。本当の意味での夢がかないますよう。
2011.06.30 23:11 | URL | #- [edit]
江@隊長 says...""
20代の半ばまで福岡に住んでまして
営業で九州各県を走り回っていました。(年間10万キロ)
当時は高速道路も全ては繋がってなく鹿児島まで5時間は掛かっていました。
それが新幹線で1時間半とは驚きです^^
今では福岡から大分や鹿児島も高速道路が全線開通し途中の市町村はバイパスされてしまい随分と寂れた街になったと聞いています。
似たようなことは少なからず起こるんでしょうね。

このCMは福岡出身の人間としては胸にこみあげるものがあります^^
2011.07.03 13:19 | URL | #- [edit]
TORU says..."Re: タイトルなし"
江@隊長さん

年間10万キロの移動はすごいですね。
高速が繋がっても、、、九州自動車の対面通行のトンネル(約10km)はきついです、、、。

このCMはすごいいいですよね。感動します。
2011.07.03 19:30 | URL | #- [edit]

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