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烏有洞+

なんでもない日々となんでもないこと。

Brazil;Movie;O CEU DE SUELY/Love For SALE

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先週末、体調がすぐれないにも関わらず、やっぱり映画を観ました。今回はBrazil映画です。Karim Ainouzカリン・アイヌー監督の英題"Love For SALE"(原題はO CEU DE SUELY)、邦題は「スエリーの青空」(2006)です。

映画の舞台はSão Pauloサン・パウロ、Rio de Janeiroリオ(ヒオ)・デ・ジャネイロの都市部ではなくて、sertãoセルタン(乾燥地域)の貧しい街を舞台としています。ブラジルは、アマゾン川流域のNorte北部、Cerrado(サバナ)に覆われたCentro-Oueste中西部、人口の集中するSudeste南東部(サンパウロ、リオ・デ・ジャネイロといった都市はこの地域)、ヨーロッパからの移民も多いSul南部の5つの地域に大きく分類されるらしい。特にsertãoセルタンは干ばつに見舞われるなど厳しい環境から貧しい地域でもあ るとのことで、そこから反抗・革命の土地として描かれるところだそうです。今回の映画の舞台もこのセルタンの街での話。

主人公の女性エルミーラはサンパウロに彼と駆け落ちしたものの成功せず赤ん坊を連れて先に街に帰ってくる。後追いで彼が帰ってくる事になってるのだけど、その彼とも連絡が取れなくなっていく。元彼との関係や、身を寄せる親族との付き合い方、何から何まで中途半端な彼女。そして小金を貯めるために始めたのが自分の身体をクジの景品にしようというアイデア。ハタチ過ぎの女性が中途半端に生きてそして繋がりを失っていく喪失の話です。

映画の感想としては、画は良かった、でも物語には拒絶感を感じる、、、。この中途半端な状況を今のブラジルの何かと結びつけるような見方はいかにも過ぎるし、そんな見方をしても傑作とは思えない。なによりも子どもが放ったらかし状態で、僕が感じた拒絶感はこの一点から来ているんだろうな。僕も人の親なんだから、どんなことに人生がなっても、この拒絶感だけは持ち続けていたいな。

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