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なんでもない日々となんでもないこと。

Saijiki イチハツ@東大植物園

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欧州ではGerman Irisの仲間ニオイイリスの根を利用するのですが、今日のアヤメの仲間イチハツも根を利用します。鳶尾根(エンビコン)として薬草として根茎を乾燥させ粉末にしたものを吐瀉剤、下剤、利尿に用いてきたそうです。

室町時代の辞典で、奈良の菓子商で歌人・歌学者でもあった饅頭屋宗二(1498~1581)が刊行した節用集(伊京集)にも一八(イチハツ)の名が出てきますので、少なくとも室町期には日本にあった植物なのですね。国立国会図書館デジタル化資料で節用集伊勢本・饅頭屋本のp5で見ることが可能です。こういうアーカイブは便利ですよね。

この写真をGWに撮影したのは東大付属植物園ですが、この場所は、徳川幕府、八代将軍吉宗の時代に御薬園と小石川養生所のあった場所なわけで、薬草も沢山植えられており、見ごたえがありますよ。



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Category : Saijiki
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