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Posted by TORU on  | 

広島#1 もみじ饅頭、レモングミ、そして言葉。

20140512 (1)
今日は広島ネタ3つです。ここのところ甘いものネタを続けているのですが、私、一応はダイエット中ではあるのです。なのに意図せずやって来る「お土産」というものである以上頂かないというのは失礼じゃあないですか、と自分に言い聞かせ今回も頂いてしまいました。

まず甘いもの。もみじ饅頭。広島土産の定番中の定番。今はいろんな味がありますが、私が始めて広島に行った小学生のころ(もちろん昭和)は「こしあん」しがございませんでした。こしあんのもみじ饅頭のイメージが強いため、今のいろんな味のもみじ饅頭よりも思い入れがあるような気がします。

20140512 (2)
次は甘酸っぱいもの。レモングミです。広島ってレモンも有名なんですよね。国内生産第1位だそうです。広島でレモン栽培がはじまったのは、明治31年のことだそうで思ったより古いんですね。今の呉市豊町で和歌山県からネーブルの苗木を購入した時に誤ってレモンの苗木が混じっておりそれを試植したのが始まりだなんだそうな。

その後は昭和39年の輸入自由化で大きく生産量が減った時期もありますが今はまた戻ってきています。広島レモンの宣伝ソングってご存知?Youtubeから音流れますよ。→「輪切りのワタシ


20140512 (3)
そして3つ目。「祭りの声―あるアメリカ移民の足跡」(1977)。これは広島出身の映画監督であった新藤兼人さん(1912-2012)が、アメリカ移民となった実姉について書いた本です。

実姉は二十の歳にアメリカ移民に嫁ぎ、苦労して農業で生計を立てるも大戦を迎えて強制収容されます。ご存じない方もいらっしゃるかもしれませんが、大戦中日系人はcampに強制収容されました。そして戦後苦労して生活を立て直していくのですが、その生活の中で姉自身のもつ家族像と実際の二世、三世の家族像との乖離などが、姉から新藤さんへの手紙として記されています。ここでつづられる言葉は広島弁であり、それが英語混じりカタカナ表記混じりで、アメリカで苦労をして暮らした一世のいろんな思いがその言葉からあふれてきます。真実から紡ぎだされるそれらの言葉は、読んでいる私に多く感情を去来させます。

そして最後の章にCA州San Diegoで姉と53年ぶりに再会するのですが、仕事の関係でたった3時間しか面会でした。ここで話される言葉も広島弁です。一人の映画監督が切り取った家族の物語が私に強く訴えかけてくるのは、50年の時が隔ててもたどたどしくあっても、ともに生きた言葉であったからだと思います。


この本は偶然、小樽文学館で頂いた古本です。こういう本に出会えたことに感謝です。

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Category : 中国
Posted by TORU on  | 2 comments  0 trackback

-2 Comments

ナーキー says...""
もみじ饅頭と言えば、食べた事より「B&B」を思い出します。
レモングミは、写真を見ただけで口の中が、、、
2014.05.13 06:54 | URL | #o3FgimTE [edit]
TORU says..."ナーキー san"
B&Bで返してきましたか(笑)。いいですねー。あはは。
このレモングミは結構すっぱかったです。

> もみじ饅頭と言えば、食べた事より「B&B」を思い出します。
> レモングミは、写真を見ただけで口の中が、、、
2014.05.13 20:12 | URL | #- [edit]

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