Saijiki ツツジ~今年であったツツジいろいろ
東京ではツツジといえば4月から5月上旬です。日本は南北が長いので北のほうではこれからかですかねえ。街中にもいろんなところに植えられているので改めてツツジを見にいく機会が今年はありませんでしたね。来年は、六義園や根津神社などにいくのもいいかなぁ、と思ったりしています。
ツツジは本当にいろんな色がありますよねえ。
これは北のほうのツツジで、ヒダカミツバツツジ。北海道日高地方のツツジ。分類ではミツバツツジ(三葉躑躅)の変種のようですね。
次は、南のほうのツツジです。ヤエキリシマは、キリシマツツジの品種ですが、江戸霧島の系統のツツジで、薩摩から明暦の頃に江戸に移入したグループでここから多くが作出されたそうです。ちなみにキリシマツツジは、寛永年間に作出されたそうです。
そしてリュウキュウツツジ。リュウキュウとは名前がついていますが、耐寒性があるそうで、こちらも江戸時代の開発品種で、「関寺」です。キシツツジ(岸躑躅)とモチツツジ(黐躑躅)の交雑種の系統だろうといわれていますが。
今回の最後は、Rhododendron austrinum (Small)Rehd.です。ツツジは日本だけにあるわけではなく海外にだってもちろんあります。Florida flame azalea(フロリダアザレア)とも呼ばれます。きれいなorange色ですよねえ。学名のRhododendronはrhodon(「バラ」の意味)+dendron(「樹木」の意味)からきています。確かに花の種類も豊かですしねえ。
ということで今年であったツツジたちの紹介でした。
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