Saijiki ベニバナトチノキの花
日本のトチノキは白い花が咲きますが、先日井の頭公園で見かけたこの樹は可愛らしい赤い花を咲かせていました。樹高がそれほど高くないので写真を撮る事ができました。日本のトチノキだとそうはいきませんものね。この樹ベニバナトチノキは、花の赤い北米原産のアカバナトチノキ(red horse-chestnut)と、花の白い欧州原産のセイヨウトチノキ(いわゆるマロニエ)の交雑種だそうです。
日本のトチノキは、あく抜きで苦労はするものの栃餅にするなど食用にしているので、仲間であるマロニエの実なんかも何か食用になっていないのかなぁと調べてみたのですが、どうも食用にはされていないようですね。まあ、そこまでして食べなくても他にも沢山美味しいものがあるからなのでしょうけど、、、。でもそれをいってしまうと、日本の栃の実だってそこまで手を加えて食べなくても、他にも美味しいものがあるのでは、と思ったりもして、、、。多分あくの強さだったりが違うのでしょうね。
以前はトチノキ科として分類されてきましたが、近年ではムクロジ科に含めて分類されているようですね。この花が咲く頃のヨーロッパに行ってみたいなぁ。
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