Saijiki タニウツギ
学生の頃に林学の友人と遊ぶようになってから山の木々の名前を少しずつですが覚えるようになってきましたが、この木は、かなり早い時期に名前を覚えた種類の一つです。
この時期に山に入ると春から夏へと濃くなりつつある緑の中で、ぱっと明るくピンク色の花が目立つので、印象が強い植物の一つです。
谷間に咲くウツギだからタニウツギという名前がついているのだとは思いますが、白い花が咲くウツギ(卯の花)はアジサイ科で、このタニウツギはスイカズラ科で異なります。ウツギと名前のつくものには他の科に属するものも沢山あり、人が感じるもの、名づけるものと、生物学的な分類とはまた違うというのも、興味深いと思いませんか?
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