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Posted by TORU on  | 

鳥取#12 鳥取旅2014-6  梨の話

20140914 (215)
二十世紀梨といえば鳥取!といえるぐらい名産地ですが、ご存じのとおり原木の発見は、千葉県松戸で明治21年(1888年)に偶然捨てられた苗から見つかった青梨です。実をつけたのはその10年後で当初は別の名前が付けられていたのですが、明治37年に二十世紀梨と名付けられその年に鳥取にも苗が分けられました。原木は昭和10年に天然記念物に指定されましたが、残念ながら昭和19年に空襲で被害を受け、昭和22年に枯死してしまいました。

鳥取は二十世紀梨をはじめとする二ホンナシの名産地ですが、近年は栽培面積が減少傾向だそうです。高齢化が進んでいることや経験と技術の蓄積が必要なことや、多くの二ホンナシにみられる「自家不和合性」、つまり自家受粉しても受精しないため、他の花粉の採取と人工受粉をしなければならないうえ、その適期が開花中の限られた期間であり規模拡大がはかりにくいというのが、減少の要因といわれています。(自家不和合性、農学部で一緒に勉強した皆様、覚えていますよね?)もちろん、大きくて商品価値のある実にするためには摘果をしなければなりません。大変な作業で、農学生の頃は、実験果樹園での実習がありましたね。

自家結実性品種(人工受粉の必要はなくなる)といえば、1980年に発見された二十世紀の突然変異の「おさ二十世紀」を親として育種された、孫品種の「瑞鳥」は大玉で見栄えがよく同じく孫品種の「優秋」はシャリシャリ感があるうえに糖度高いので、甘さの強いのが好きな方にもおいしく頂ける品種だと思います。そのうえ黒斑病にも抵抗性であるとのことで、今後が期待される品種ですね。今回の鳥取旅でも頂けました。御馳走様でした。

20140914 (157)
湯梨浜の選果場。
ついつい選果場の直売所でもちょっと「多め」に試食してしまいましたよ。学生の頃に学んでいた品種の後代品種が、時間が流れて今、市場に出回り始めたのを見ると、果樹の育種は大変時間がかかるものだということを実感します。 -つづく-

そろそろ、鳥取ネタが飽きてきました?もう少しあるのですが、別ネタを入れていきますね。

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Category : 中国
Posted by TORU on  | 4 comments  0 trackback

-4 Comments

aishinkakura says..."20世紀梨"
TORU様
こんばんは。

そういえば鳥取は20世紀梨の産地でしたね。
すっかり忘れていました。最近はスーパーでも
20世紀は見かけません。
千葉のあたりは豊水ばかりです。
あとフナッシーも(笑)

愛新覚羅
2014.09.24 20:23 | URL | #- [edit]
TORU says..."Re: 20世紀梨"
aishinkakura様
おはようございます。関東で20世紀梨の消費は少ないのです。昔から幸水などの糖度の高い赤梨が関東では売れすじで、みずみずしさに重きを置くのは関西の傾向ですね。そんな関西も最近は糖度が高いものを好むようになってきているようですね。

> TORU様
> こんばんは。
>
> そういえば鳥取は20世紀梨の産地でしたね。
> すっかり忘れていました。最近はスーパーでも
> 20世紀は見かけません。
> 千葉のあたりは豊水ばかりです。
> あとフナッシーも(笑)
>
> 愛新覚羅
2014.09.25 08:09 | URL | #- [edit]
MK says...""
TORUさん、

なしネタ、飽きていないですよ(笑)
続きをお願いします。
2014.09.26 04:40 | URL | #- [edit]
TORU says..."MK san"
梨ものを少し書いてみようとは思っています。鳥取ネタの一環で。今日は、アイスクリームでした。

> TORUさん、
>
> なしネタ、飽きていないですよ(笑)
> 続きをお願いします。
2014.09.27 11:08 | URL | #- [edit]

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